
20年の時を経て、
自分の力で復活させた大型機械!
産業機械事業部 機械設計課 / 2014年 入社
H.Kさん
入社してからこれまでどのような仕事をしてきましたか?
お客様の要望を聞き、仕様に沿うよう設計(構造検討、強度計算、部品図作成、部品選定など)をしています。
池貝には130年以上の歴史があり、膨大な機械図面が存在します。
先人が築いた知見・アイデアを元に設計を進めますが、同じ機械仕様がほとんど無いため、希望に沿いながら自分好みの機械を設計できるところがとてもおもしろいです。
直近では、1997年を最後に生産を中止した特殊な機械を20年ぶりに復活させ、先人の独特なアイデアにヒントを得ながら、今まで実績に無い大型機械の設計を行った仕事が自慢できる仕事です。
学生時代に学んで役に立ったこと、学んでおけばよかったというものがあれば教えてください。
学生時代にパソコンによる部品強度などの数値解析に最も力を入れて取り組み、材料力学・構造力学を学んだことが役に立っています。
そういった知識を活かしてパソコンによる数値解析で、“見える化”することが自分の強みだなと感じています。
今となっては学生時代に流体力学、熱力学を学んでおけばよかったとも思います。
機械工学は勉強しているときにその重要度は気付きませんが、設計者になってから、必要だなと感じた基礎知識がたくさんあります。
仕事で失敗した体験談を教えてください。
先入観で進めて部品が適合せず、再製作による不要なお金の支出と納期遅延を発生させたことがありました。
その際には、上司先輩から先入観で進めず、逐一図面で確認することを指導され、先入観を捨て、一つ一つに根拠や理論を保たせることを大切にしながら仕事をすすめています。